■畳藁床水分放出測定

試験日 2001/07/09
天候 晴れ
気温平均 29.9度
外気湿度平均 55%
午後少し有り

7月9日、1件のアパートで、午前8時40分に水分測定をする。この部屋は、以前水漏れし、A室6帖間の3枚を古床(ワラ)を使って取り替えた。
作業所に戻り、畳を庭の日当たりの良い所に干し、畳干しを始める。
天候も穏やかで畳干しをするには、よい日だった。

時間 A室畳裏面(pp) B室畳表(シート有り) A室畳側面 A室畳裏面(ワラ)
9:00 19.1 17.8 - -
9:30 20.0 17.2 - -
10:00 20.3 18.2 - -
10:30 20.4 18.1 - -
11:00 20.5 17.7 - -
11:30 19.8 17.6 - -
12:00 19.8 17.6 14.7 15.5
12:30 19.4 17.1 13.8 17.4
13:00 19 17.2 13.0 17.1
13:30 18.5 16.6 12.9 17.2
14:00 18.7 17.1 13.5 17.0
14:30 18.7 16.7 13.1 16.6
15:00 18.2 16.7 12.8 16.9
15:30 18.4 16.7 16.9 16.4

●A室畳裏面
 A室畳裏面での測定は古床ではなく以前から使っていた畳で、畳自体は藁床で、紙シートが使われ、裏には、PPシートが使われている。
測定を始め、水分が減るどころか増えてしまって驚いた、これはどうもPPシートにより、畳内部水分が畳裏の表面に上がってきたのが伺える。約2時間30分で畳干しの効果が現れてきて、徐々に下がっていくのが伺えた。

●B室畳表面
 床自体は、床自体は、A室畳裏面の畳と一緒で、最初の30分はすぐに表面がから水分が下がるがやはり紙シートが敷いてあるせいか1時間後には、A室畳裏面と同様水分が 上がってしまい徐々に水分が下がる。

●A室畳側面
 午前中、A室畳裏面、B室畳表面を測定していて、あまり効果が見られなかったので、急遽、A室畳側面の水分を計測してみると、かなり下がっているのが測定された。
これは、ワラが水分を吸いワラの断面から水分が放出されているからだと思う。

●A室古床(ワラ)裏面
 古床は、オールワラで、シート類は使われていない。
この測定にはミスもあったかもしれないが、古床畳裏面に関してはあまり変わらなかった。
これもやはり、A室畳側面と同様に畳側面から水分が放出されているか今となっては解らないが、いずれ調べてみたいと思う。また、この藁床も55mmの床が45mm位まで薄くなってしまっている床なので、ワラの断面から水分放出が多いとすると、ワラの繊維がつぶれていて放出しにくくなるのかも今後の課題としてみたい。


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