●畳カビはどうするの?(対処方法)

◎カビの防除法
カビ対策としては、まず
カビを寄せ付けないように、清潔を保つこと。
多湿の場合は湿度を下げること、(強制換気・畳乾燥機)、50%〜60%が理想。 湿気を溜めないように、家具の裏・隙間も、風が通るように、 押入れの中も空気が通るように、すのこを側面と下面に敷くと良いでしょう。
本など、しばらく使わないものも、陰干しなどで定期的に湿気を抜きましょう。
付いてしまったカビは、早期に発見して、処理しますが、 黒ずむまで、進行してしまっていたら、体に害が及ぶ心配がありますので、 専門業者(ハウスクリーニング等)に頼むほうが、良いでしょう。
家庭での、カビの防除の仕方としては、カビの生えている部位にもよりますが、 まず、
消毒用エタノール(濃度70%位)等で殺菌、乾燥させてカビを落とし、 きれいになったら、再び殺菌、乾燥させてから、防カビ剤をして予防する。 という手順になります。
注意することは、たくさんありますが、基本的には、どの薬剤も使い方を誤ると、 人体にとってとても危険なものであり、自分自身で理解してから、 注意して使用するということです。 

カビの発生要素は、温度、栄養、湿度の3要素が揃った時に繁殖しますので、3つののうち どれがコントロールし無くせば繁殖は抑えられます。

@温度→難しい  (カビ大好き温度20℃〜28℃)
  温度は人間に快適な温度帯の中に有りますので制御は難しい。

A湿度→可能  (カビ大好き湿度75%以上)
  この時期の水分は外気(自然界)が原因ですので、
  換気も有効では有りますが、高温多湿の日本では限界が有ります。
  最も有効と考えるのが機械的な除湿です。(除湿機・エアコン)

B栄養→有効・不可能
  栄養になる、汚れやホコリですが、
  掃除を細かく行えば有効と思われます。
  畳表自体に栄養分が有るのでこの点は、不可能

となります。たとえば、

本畳の吸放湿性のメカニズムには、本畳床は天然素材(稲わら)であるため、室内の環境条件によって 、湿気の吸放湿を自動的に行う湿度調整機能があり、6畳1部屋あたり約3リットルの水分を吸収し 、乾燥してくると放湿するという自然のエアコン作用をそなえています。
室温30℃で湿度90%の状態では、急速に湿気を吸収し20℃で湿度50%の状態では、短時間に 放湿する機能があり、晴れた日には換気する事が大切です。

・お家診断(カビが多く発生する所)
浴室・洗面所・台所・北向きにある押入・床下・下駄箱・家具裏などには気をつけましょう

●日頃の対策
この時期はやはり湿度を下げるのが1番効果的です。
@湿度計を用意し目線の高さに設置する
A湿度が70パーセントを超えると機械的に除湿を行う
  除湿機とエアコンを上手に使い分けて下さい。
  生活中はエアコン使用していない時は除湿機をお勧めいたします。

除湿機とエアコンの特徴
除湿機は除湿と同時に室内温度を上げるので室内の多くのものを乾燥させる効果は高いが、温度が高く なるので蒸し暑く生活中は向かないタイプが多い。
エアコンは除湿能力も有るが除湿機に比べ除湿能力は劣る、しかし生活中は温度を調節出来るので、 除湿中に快適にすごせる。

発生後の除去及び除菌
一般の方
@天気の良い日に窓を開け畳を乾かす
Aマスクをし乾いたタワシで畳の眼に沿って軽くこすり掃除機で吸い取る
Bビニール手袋をしエチルアルコールを濃度約70パーセントに水で薄め、   室内の換気をしながらアルコールを乾いた雑巾に塗り畳の眼に沿って拭く(火気厳禁)
C後日落ち着いてから、畳を本格的に乾かしてください。 乾かし方は下記に有ります

ぜんそくやアトピーの方
@天気の良い日に窓を開け畳を乾かす
A排気しないタイプの掃除機でカビを吸い取る(掃除機の排気の勢いでカビの胞子を巻き上げ防止の為
 排気タイプの場合は排気を窓に向け窓側から奥に向かって掃除機をかける(外気の風向きも配慮する)
Bビニール手袋をしエチルアルコールを濃度約70パーセントに水で薄め、室内の換気をしながらアルコールを乾いた雑巾に塗り畳の眼に沿って拭く(火気厳禁)
C後日落ち着いてから、畳を本格的に乾かしてください。 乾かし方は下記に有ります
(最近はエチルアルコールを約70パーセントに薄めた物も販売されています)

−記−
ご家庭で出来る畳の乾かし方
機械乾燥編
@和室の窓や入口の扉を閉める(密室)
A畳を少し持ち上げ、缶などで支え、畳の裏と座板へ空気が入るようにする
Bエアコン又は除湿機を稼動し室内の湿度を下げる
C扇風機で畳に風を送る
D畳を戻す

天日乾燥
@畳を出す準備
  畳の裏の記号を記入する(場所だけでなく向きも記入する)
A畳を外に出し裏に光を与える
B座板も外に出し乾かす
C乾燥後畳を戻す

・プロのカビ除去
畳を持ち帰り、加熱乾燥機に入れ乾燥機内温度設定を90度にし稼動させる
乾燥機から出した後、乾いたタワシで畳の眼に沿って軽くこすり掃除機で吸い取る、エチルアルコールを乾いた 雑巾で畳の眼に沿って拭く
畳を搬入後、再度掃除機をかける。
(業者によって方法や手順が異なります)

番外編
カビ対策にエアコンの使用をお勧めいたしましたが、実はここにも問題点が潜んでいます。エアコンを使用後エアコン内部で湿度が急上昇しカビの住みかになることが、あります、この場合運転開始後約5分間は、カビの胞子を噴出します。かび臭いと感じた時は、運転開始後5分以上窓を開放してください。 御早めに、エアコン洗浄される事をお勧めいたします。 (家電屋・ハウスクリーニング屋)

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