イグサから畳まで。

いぐさ栽培
ポット栽培と株分け 「い苗作り」
  ☆ポット栽培☆ 9月から10月にかけて苗作り。
  ☆慣行☆ 11月中旬〜12月中旬苗を割りながら(株分け)植付け。

ポット苗作りポット苗慣行・株分け
田植え 「植付け(田植え)」
  ☆ポット栽培☆   乗用い草植付け機で、1日80a
  ☆慣行☆ 1日八人で40aぐらい

   機械植え手植え
先刈り 「先刈り」4月ごろ
  先刈り 45cmぐらいです。収穫の65日前です。肥料が効いて黒い時には収穫80日前自分の判断で切ります。
       4月のいぐさ4月のいぐさ。
網張り
「網張り」5月
  網は、10年20年前から使用している物を使用します。
    20年前  尺目(網の目の大きさ)
    15年前から 7寸目
    現在は、個人で違います。
      7寸目、6寸目、5寸目が有ります。
      ひと網の大きさ 縦18m 横幅4m 1反12枚半

   網を取る時期は収穫するその日


5月のいぐさ
5月のいぐさ
刈り取り 1 刈り取り 2 刈り取り 3 「刈り取り(早朝 なんじ?)」7月
 刈り取りは自分の乾燥時間で違います。

 「ファミリーファームoka」の場合 
 AM2:30   起床
 AM3:00   刈り取り
 AM5:30   一回目の朝食
 AM7:30   刈り終わり すっぴんい草のとき(7畝〜8畝)
           1畝(うね)は0.991735アール、99.174平方メートル
 AM8:00   泥染めする場合、刈り終わり 染土使用のとき染める時間が1時間余分にかかる
 AM8:30   2回目の朝食
 AM9:00   乾燥したい草を取りだし袋に保管(2時間ぐらいかかる)
 AM10:30  おやつ
 AM11:00  刈り取ったい草を乾燥釜に詰め込む
 AM12:30  終了 乾燥機に火を入れる
          12時半(昼食)
 AM14:30  休憩
 AM15:00  田んぼの片付け(い草の杭、ひも、い草のすぐりかす、)
          田んぼを耕す(い草の収穫と同時に水稲を植えるい草収穫と終わり次第田植え)
 AM17:00  おやつ
 AM18:00  
   |      明日刈り取る網を取る。
 AM20:00  
 AM20:30
   |      夜の食事
 AM22:00  消灯(おやすみなさい・・・)

   以上のようなスケジュールを約1ヶ月かけて1年分のいぐさを収穫します。
泥染め 「泥染め」
 広島産(備後染土・・普通備後 特備後 新備後 ひのみどり染土 )
 淡路染土(くみあい染土、三原染土その他7種類)
それぞれを少しずつブレンドして使います。例)備後染土2:三原染土1や備後染土1:三原染土5など

くみあい染土 ひのみどり染土 備後染土 新備染土
くみあい染土 ひのみどり染土 備後染土 新備染土
藺草の乾燥  その後、乾燥機に中へ・・・
    通常、染土使用の場合は、60℃で、16時間ぐらいです。
     中国表は、温度が高いそうです。
乾燥いぐさ←乾燥いぐさ 昔のイグサ乾燥←昔のいぐさ天日乾燥 
イグサの選別
 「い草の選別」(寸でいきます。)
    ☆4尺6寸
    ☆4尺4寸
    ☆4尺2寸
    ☆4尺
    ☆3尺8寸
    ☆3尺6寸
    ☆3尺4寸
    ☆3尺2寸
織り上げ1 織り上げ2 「畳表の織り上げ」
   こだわりのある農家は晴れた日にしか織らないです。
   通常「本間サイズの場合」 5000本 3s たて糸(マニラ麻糸+麻糸)
   縦糸と五八間か本間で本数も重量が変わります。
☆たて糸の種類
      1.マニラ麻糸+麻糸 
      2.マニラ麻糸+綿糸 
      3.マニラ麻糸+純綿糸
      4.マニラ麻糸
      5.ラミー麻糸+麻糸  
      6.ラミー麻糸+綿糸  
      7.ラミー麻糸+純綿糸  
      8.ラミー麻糸
      9.化繊麻糸+綿糸 
     10.化繊麻糸 
     11.麻糸+綿糸  
     12.麻糸+純綿糸
     13.麻糸だけ  
     14.綿糸だけ  
     15.純綿糸だけ
たて糸の種類
    これに 本間 五八間 三六間などがあります。これ農家から出来てる畳表の種類です。
      こんなにある事知ってました? 驚きですね!
仕上げ検品作業 「干し上げ」
   畳表の出来あがりの干し上げ時間
     水分が11%以下になれば終わり
「畳表仕上げ検品作業」
     仕上げが無いよう加工しましょう。仕上げれば、仕上げキズです。
いぐさの花 その他: い草の花・い草に着く害虫や病気
  花のつく条件4月以降の低温と乾燥した田んぼ
  子孫を作る工程花をつけるか分結をするかの違い
  4月、5月の時期に霜注意報は、花芽分化の形成にかかわるので、夜の12時ごろ水を貼りに行きます。
  朝の気温が8℃ぐらいまで下がると花が咲くみたいです。水を田んぼに引くと最低でも15℃ぐらいは保てます。

  害虫: い草芯ムシ蛾は対敵です。
         一番長いいぐさなる時期が危ないです。収穫が半分ぐらいになります。
      長いいぐさがやわらかいから好物です。

  草: 除草は、い草は、栽培に8ヶ月以上かかります。冬草の防除、春草、夏草などがあります。
框切り(かまちぎり) 「框切り」(かかちぎり)
 まず、畳一枚の丈の長さの寸法に畳床(たたみどこ)を切ります。
 この作業を框切り(かまちぎり)といいます。框(かまち)とは畳の短い辺のほうのを言います。
 左の画像は、框(かまち)を切る為だけの でっかい包丁の付いた機械です。 切っている畳床は、ワラサンド床〔藁の間にポリスチレンフォームを挟んだもの。〕です。

框縫い(かまちぬい) 「框縫い」(かかちぬい)
 畳表を畳床に包んで縫い付けます。(この作業は、どの畳を作るときもやる作業です。)


寸法出し 「寸法出し」
 畳表を縫い付けたら、畳の巾の寸法を決めて印をして畳表を切ります。畳一枚一枚が違う寸法なので間違わないように注意します。


平刺し 「平刺し」
 次は、畳縁を付けます。新畳を機械で縫う時は、縁を縫い付けながら、機械に付いた大きい包丁で畳床を寸法どおりに切ってしまいます。
(畳床は、あらかじめ畳の基準の大きさより、大きく出来ている為です。)

返し縫い 「返し縫い」
 畳縁を折り返して縫います。この時に、畳の厚さを調整するため専用のテープやワラ、古ゴザ等を使い一緒に縫い付けます。

完成 「仕上げ」
 最後に畳の仕上がりの検品を行って完成となります。


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協力者:熊木畳本店